分子技術ワークショップ@ストラスブールで高口が発表しました。

以下のワークショップに高口が参加し、発表してきました。

Molecular Technology: “Energy and electron transfers in molecular engineered materials” June 28-30, 2017 Strasbourg, France

【発表詳細】6/30 10:15~
“H2-Evolving SWCNT Photocatalyst in Z-scheme Water Splitting”
TAKAGUCHI, Y.; MURAKAMI, N.; TAJIMA, T.; NISHIKAWA, S.; HIRAMAYA, R.; MIYAKE, H.

【学会メモ】

  1. JST/ANRの日仏共同研究事業はすばらしいと感じた。
  2. フランスで応用研究をしている研究者は、日本と比べ物にならないくらい、しっかりとした応用研究をしていて感心してしまう。企業より何歩も先を行くデバイス構造を苦もなく作り出している。
  3. POMsの可能性にときめいた。Anna Proust先生と共同研究の検討をすることになった。末端アンモニウムの超分子複合体が役立つときが来たかもしれません!
  4. CNTの機能化について研究しているCampidelliと仲良くなることができた。分野の近い仲間がいるのは心強い。日本に来たらよってくれるそうです。
  5. NiO/色素or半導体電極の対極にCNT光電極を使えるかも。少し検討して、Odobelと相談することに。
  6. 正岡先生の発表が面白すぎた。サイエンスの本質的な楽しさを大切にしたいものだ。
  7. フランス側には魅力的な水素発生助触媒(コバルト錯体)があって、これをなんとかつけれないかと模索中。クリックでなんでもつけれるように、デンドリマー末端に(-CCH)をつけることをしないといけないのかとも感じる。
  8. 二酸化炭素の固定化には、水素発生よりもかなり強い還元力(-1.2 V vs SHE)が必要。やはり、C2バンドを自在に使う技術が鍵と思う。
  9. 何れにせよ、帰国後、石谷先生と相談することに。

【旅メモ】

  1. 宿泊先は、ibis Styles Strasbourg Centre Gare ★★☆(場所は良かったが、アバンギャルドなへんなホテルだった。フランス人に言わせるとセクシーだそうだ。)
  2. 駅から大学までトラムCで直通、乗り換え無しで移動できるので便利になった。以前は乗り換えが必要だったように思う。
  3. ストラスブールへ行くのに初めて大韓航空・仁川国際空港経由を使った。飛行機内で韓国語で話しかけられるのがちょっと辛い。
  4. フランクフルト〜ストラスブールのルフトハンザバスのバス停が随分遠くになってしまった。いままでギリギリの乗り換え時間だった場合では、ちょっと厳しいかもしれないくらい。ちなみに、大韓航空はTerminal 2なので、その分、バス停からもっと遠いが、そんなの気にならないくらいバス停は遠い。
  5. Terminal 1と2の移動は、スカイレール?のほうが結局早そう。バスは、結構待つが、スカイレールはすぐに次が来るのでストレスがない。
  6. 仁川国際空港経由は、乗り継ぎの待ち時間が長いが、お金を払ってラウンジに入ってしまえばどうってこと無い。ちなみに、乗り継ぎの場合だと24ドルだった。ドル?って思うかもしれませんが、ドルでした。

 

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