反応速度論(2017)評価試験結果について

試験結果データ:
受験者40名 欠席6名(受講者は46名)
平均 73点
中央値 74点
合格36名 不合格4名(欠席を含めると10名)

講評:
試験の難易度としては、(中央値74点なので)ほぼ、狙い通りでした。が、ギリギリ合格の人が多い印象でした。来年は、もう少し難しくしないとと思います。以下に講評を述べます。

  1. 例年出題している計算問題を出題しなかったところが、反省点です。ギリギリ合格した方の多くは、計算問題を出題していたら、おそらく不合格だったと思います。次回の試験では、必ず計算問題を出したいと思います。
  2. 遷移状態の構造にδ+やδ−を書いていない答案が多々見られました。あきません。電荷の総和もちゃんと考えるクセをつけてください。
  3. ノートに書いて有ることは答えられるのですが、ノートに書いていないことは答えられない方がほとんどでした。これは、ノート持ち込み可の試験の弊害と思います。ノート持ち込み可にすることで、自分で考えることを止め、ノートで調べれば良いという勉強法に最適化してしまう。素晴らしい適応能力ですが、社会に出て出会う問題は、ほぼ、全てがノートに出ていないことに注意してください。次回の試験では、もう少し、ノートに書いていない応用問題の割合を増やそうかと思いますので、講義時に、ノートを写すだけでなく、考えて理解することを頑張ってください。
  4. おまけですが、来年は、できれば問題数を増やしたいと考えています!
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