反応速度論(2018)評価試験結果について

試験結果データ:
受験者49名 欠席4名(受講者は53名)
平均 71点
中央値 70点
合格40名 不合格9名(欠席を含めると13名)
100点 1名 <偉い!

講評:
試験の難易度としては、(平均70点なので)期待したよりも少し悪かったように思います。すごく出来が悪いというわけでも無いのですが、ギリギリ合格の人が多い印象でした。中央値が70点ということで、ギリギリ合格の人と、良く勉強した人に二分したような、試験結果となりました。80点以上取った人が18名いるので、概ね半分の方は、とても良く頑張った。そして、概ね半分の方は、ギリギリ合格だったというような感じかと思います。80点以上の方は、本当に良く勉強してくださいました。特に、100点を取った方は、是非、自信を持って、大学院へ進み、研究者の道へと進んでほしいと思います。

  1. 計算問題は、教科書の例題をそのまま出したためか、良くてきていました。
  2. 共鳴構造の矢印が書けていない人。も〜、もう一度、大学1年生からやり直さないといけないのでは?って思います。物理化学を学ぶのも大事だけれど、化学の常識は、ちゃんとおさえたうえで、考察することが大切。
  3. 最後のStern-Volmerの式の導出部分、とても良くてきていて感心しました。ノート持ち込み可だから、そりゃ、書けて当然なんだけど、例年、それでも書けない学生がいるので、みんな、ツボをおさえて、対策を立てたなと感じます。そういうのも大切だよね。
  4. 来年は、問題の難易度は同程度で、少し、試験時間を短くしてみようかと思います。
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