高口が「岡山大学中性子医療研究センター」の教員を兼務することになりました。

高口が、2019年4月から、「岡山大学中性子医療研究センター(NTRC)」の准教授を兼務することになりました。

NTRCは、この4月で設立3年目を迎えるところで、今、岡山大学の中で飛躍が期待される研究センターです。
特に、岡山大学の「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)薬剤開発」と名古屋大学の「中性子線発生装置開発」とを連携することで、新しい「がんの標準治療」を創出すべく、国際原子力機関(IAEA)とも協力しながら研究を進める点に大きな特徴があります。
高口は、この要となるBNCT薬剤開発について、医学部の道上先生と共同で、第三世代のホウ素薬剤開発を行っています。

また、近赤外光を利用したin vivoイメージングや、生体内での光電変換を目指したカーボンナノチューブとホウ素薬剤の複合化などについては、現在、海外の研究者との共同研究を計画中です。

有機ナノ材料が生体内で働く、「ナノバイオハイブリッドシステム」に興味のある学生の皆さん!
私達の研究室では、皆さんの力を必要としています。一人でも多くの大学院生のみなさんが、この、新しい分野の研究に参加してくださるように願っています。

 

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