固相中の不均化反応による固体蛍光変化の論文がRSC Advances に受理されました

ジヒドロペンタセン誘導体の固相中での不均化反応による固体蛍光変化の論文がRSC Advances に受理され、Webで公開されました。
岡山理科大学、折田研究室との共同研究です。関係者の皆様に感謝いたします。
結晶の分子配列の変化や、平面、非平面という分子構造の違いによって蛍光が変化する例は報告されていますが、
固相中の不均化反応でこうした蛍光挙動が起きる例は非常に珍しく、固相状態の蛍光物質を研究されている大学の研究者や企業の方に読んでいただければと思います。 オープンアクセスですのでどなたでも見ることができます。

タイトルと著者は以下のとおりです。
Disproportionation-induced solid-state fluorescence in 6,13-dihydropentacenes
Tomoyuki Tajima, Rai Sanda, Katsuya Nishihara, Hitoshi Shirai, Yasuhiro Okuda, Akihiro Orita and Yutaka Takaguchi
RSC Adv., 2019, 9, 17035-17039

プッシュ通知を