基礎有機化学(2019)の評価試験結果について

  • 履修者数61名
  • 受験者数55名
  • 最低点16点(去年20点)
  • 中央値62点(去年76点)
  • 不合格者20名(6名欠席を合わせると26名)
  • 受験者中不合格となったのは、36%でした。

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  1. 今年は、講義で前の方に座る方が少なく、質問しに来てくださる人も、ほとんど居ないという状況で、とても心配していたのですが、蓋を開けてみると、ひどい成績でした。試験の難易度は去年とほとんど変わっていない。問題は、8割以上、教科書そのまま。不合格となったかたは、今一度、勉強の仕方を見直していただければと思います。教科書の問題を一通りノートに解いて試験に臨めば、必ず合格するはずです。そして、分からなかったら、講義の休憩時間などを利用して、質問に来るようにしてください。
  2. そんな中でも、100点の方が4名いたのは、大変うれしく思いました。
  3. 共鳴寄与式が書けない人が多く見られます。来年は配点を多くしようと思いますので、よく勉強してください。合格した人の中にも、共鳴寄与式の問題が全問不正解という方がいます。これから有機化学を勉強していく上で、共鳴寄与式はマスターしていないと困ります。合格したからと言って安心せず、よく復習してください。
  4. 芳香族性の問題、もはや、当てもんになっている人が多数いました。これは問題の作り方がまずかったと思います。次回の試験では、芳香族性を持つものを選びすべて書け、というような問題にしてみようと思います。教科書には無いタイプの問題になるかもしれませんので、ちゃんと理解するように努めてください。
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