「反応速度論」受講ガイダンス

第一回の講義の連絡事項を、こちらに掲載しておきます。とても重要な内容が含まれていますので、欠席した方はよく読んでおくこと。

【受講するうえでのポイント】

  1. 板書中心の講義です。専用のノートを準備し、しっかりノートをとること。
  2. 出席は取りません。(完成した手書きノートと配布資料が出席の証です)
  3. 成績は評価試験(手書きノート持ち込み可)により評価します。

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【受講ガイダンス】

[1]教科書
この講義の教科書は、バーロー「物理化学(下)」第6版です。教科書を必ず購入して下さい。ただし、教科書の中から特に大切なところに重点をおいて講述するため、板書中心の講義となります。

[2]成績評価
評価試験の点数により評価します。「手書きのノート」および「講義中の配布資料」は、持ち込み可能です。したがって、物理化学が苦手な人は、毎回講義に出席し、黒板をしっかり写すことがとても重要になります。評価試験を欠席すると来年再履修になるので注意

[3]講義日程
こちらに掲示済みです。なお、連絡はすべてホームページを通じて行いますので、こちらを定期的にチェックするようにしてください。

[4]ノートを取って、講義の時間を最大限活用する
物理化学の講義は、「教科書と同じことを、少し視点を変えて考える」ことや、「身の周りの現象との関連から考える」ことに重点をおくため、教科書から少し離れて、板書中心の講義を行います。

すなわち、講義の時間は、諸君が「板書を写し、考え、理解する」ための時間となるように工夫しています。その意図を理解し、実践くださることを期待しています。

[5]講義内容を理解するためのコツ

  • 明るさは、距離の2乗に反比例。分からないときほど、できるだけ前に座る。
  • 板書を写すのが目的ではなく、それは、自問自答のきっかけ。自問自答で理解を深めるためのガイドにノートを使う。
  • 自問自答のためには、自分で「問」を作らないといけない。自分で身近な謎を物理化学で説明してみる癖をつけよう。

[6]試験でちゃんと書けたはずなのに… とならないために。
ノート持ち込み可の試験をすると、ノートを写して、試験ができたつもりになっている人が多い。ちゃんと答えを書いたのに、単位を落とすはずがないと連絡をくださる方の特徴は、総じて、ノートを理解せずに写すために、ノートの写し間違いをしている。小文字のエルと、大文字のアイを間違えているとか、もう、何も考えず写しているよね!?これって。という答案に接すると、残念でならない。

ノートの伝言ゲームは、落第への近道。生の情報を自分が写し間違えたのならまだしも、誰かの写し間違いが、伝染し広がるなんて…

もう一度言います。この講義は、「黒板を見て→考えて→理解して→メモする」ようにしよう。人によって、ぜんぜん違うノートが出来上がって構わない。この講義をきっかけに、自分で考えたり調べたりして作り上げたノートが、あなたの宝物になりますように!

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物理化学は、考える道具であって、何を考えるかは、君たち次第。ぜひ、教科書を飛び出して、この道具を何に使おうか?って考えてくださると、講義の時間が、とっても楽しい時間になる。

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