有機化学1(2018)の評価試験結果について

  • 受験者数54名(受講者58名)
  • 最高点 112点(残念ながら、成績は100点として入力しています)
  • 最低点 19点
  • 中央値 71点
  • 平均点68点
  • 不合格者数 17名(うち4名は評価試験放棄)
  • 受験者数中不合格となったのは、24%でした。

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  1. 勉強している方と、勉強を捨てている方との差が顕著で、100点以上取った方が6名(11%)もいるにもかかわらず、ほとんど白紙という答案もあったのは、非常に残念です。
  2. 中央値で80点を目指していたので、中央値71点は、やや残念な結果といえます。しかし、100点以上の方は、例年よりも多く、しっかり理解してくださった方は、例年よりも多かったように感じました。一方で、平均点68点ということで、10〜40点台の方が非常に多く、非常にバラけた得点分布になっているのが特徴でした。
  3. 80点以上の諸君はこの調子でがんばってください!
  4. 6月から始まる「有機化学 Ⅱ」は、これまで学習したことをベースにした内容になります。勉強が足りない諸君の奮起を期待しています。
  5. 講義を通じて感じたことは、「今年の学生は、質問に来ないな」というものでした。100点を取った方は、心配ないのですが、成績のふるわなかった諸君は、まったくもって、理解が足りていません。分からなかったら質問する。それだけでもできれば、ずいぶん違うのに… と残念でなりません。
  6. 思うに受講ガイダンスの一番始めに書いてある、『【受講するうえでのポイント】講義は教科書に沿って進行します。予習・復習をして講義に臨むこと。』が実践できていないのだと思います。一通り教科書を読み、何が分からないかを確認した上で、講義に臨んでください。すべてわかって、問題がスラスラ解ければ、もちろん、講義に参加する必要はありません。

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【再履修する方へ】

  1. ベンゼン環をシクロヘキサン環のように書く方が散見されます。まずいです。
  2. 電荷の書き忘れが非常に多いです。巻矢印を正しく理解したら、当然、電荷を忘れずに書くことができます。写すのではなく、理解して書くのです。
  3. ノート持ち込み可としているためか、試験中、必死でノートに書かれている解答を写している方がいますが、そういう方は、写し間違いが多いように感じます。きっと、自分で問題を一度も解かず、ただ、写して試験に臨んでいるのではないですか?試験の直前まで、教科書の解答集からノートに答えを写す。それは、勉強では無いです。間違っても良いから、一度自分で問題を解いてみてください。そして、間違えたら、ああ間違えた。と理解して、ノートに答えを写す。それならば、勉強です。写すから間違える。間違えてから写せば間違えない。のです。
  4. 今一度、受講ガイダンス中の【3】教科書の勉強の仕方を読み、実践して下さい。

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【2019年度履修生へのメモ】

  1. 必ず予習をして講義に臨もう。次回の講義の範囲の教科書を読み、演習問題を解けば、講義前に疑問点がはっきりする。その疑問点を知りたいと考えて講義に臨めば、講義での理解度の向上効果は格段に上がる。
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