山神君の論文がHeteroatom Chemistry誌(Wiley)のEarly Viewに掲載されました。

山神君の論文がwebで公開されています。
当研究室の新しい研究テーマーである、ホウ素中性子線捕捉療法(BNCT)薬剤開発に関する研究の、記念すべき第一報です。
こちらで合成したホウ素クラスターデンドリマーは、末端に4つのBSHを持ち、ホウ素薬剤として高い可能性をもっているうえ、非常に純度が高く、薬剤としての利用が可能な、新しいタイプのホウ素薬剤です。
岡山大学の中性子医療研究センターとの共同研究により、医薬への応用についてひきつづき検討を続けておりますが、興味をもってくださる民間企業の方がおられましたら、ご連絡ください。

また、合成化学の立場から、医薬品開発やドラッグデリバリー技術開発を通じて、がん治療に貢献したいという学生の方がおられましたら、一緒に研究をしませんか?興味のある方は是非ともご連絡ください。

なお、論文のタイトルと著者は以下のとおりです。

Physical Modification of Carbon Nanotubes with a Dendrimer Bearing Terminal Mercaptoundecahydrododecaborates (Na2B12H11S)

Masahiro Yamagami, Tomoyuki Tajima, Kango Ishimoto, Hideaki Miyake, Hiroyuki Michiue, and Yutaka Takaguchi*

 

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