実験を始める前に読むこと(合成反応編)

(このページは書きかけの項目です)

有機化学に限りませんが、実験というものは、ちょっとした操作のミスが事故につながったり、コツを知らないばかりに、何度やっても上手く行かなかったりするので、あらかじめ下調べをしてから実験することが大切です。

未知の化合物を使うときには、必ずSDSを検索して、その性質や廃棄法を調べておく必要があります。

また、はじめての実験を行うときには、参考になる論文を十分に読み込むことはもちろんですが、「実験化学講座」「有機合成実験法ハンドブック」「精密有機合成-実験マニュアル-」などの実験手法について基礎から丁寧に記載されている良書にあたることが大変重要です。特に、蒸留の仕方、空気中不安定な物質の取り扱い方、などなど、論文には記載されていないコツやテクニックが記載されていますから、こういった書籍を読んで勉強することを実践してください。(実験に行き詰まった時にも、実験書を読むことをオススメします。)

最近は、簡単な試薬は合成せずに購入することが多くなりました。が、いざという時は、Organic Synthesesなどがとても役に立ちます。

以下のHPは参考になりますので、実験前に一見する価値があります。

  1. 京都大学化学実験操作法動画資料集
  2. MIT Digital Lab Techniques: Tutorial videos
  3. 実験テクニックのまとめ作ろうぜ@化学板
  4. Not Voodoo X.4(英語ですが、隅から隅まで読む価値あり)

 

おまけ、

  1. 化合物(官能基)に注目したTLCの呈色
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