第4回講義動画(求核剤が変わっても、反応の本質は変わらない)

ゴールデンウィーク明けですので、本日は軽めの講義とします。教科書p.137-144を勉強します。
前回、ケトンやアルデヒドの水和反応を中心に、カルボニルへの求核付加反応を勉強しました。
カルボニルは、求電子剤として働き、炭素が求核剤と結合を作る。
その時、カルボニル炭素は、sp2混成からsp3混成軌道に変わる。
したがって、カルボニルへの求核付加反応は、四面体中間体を通って進む。
これがわかっていれば、あとは、推理力を働かせれば、どういう反応が起こるか、また、化学平衡がどちらに傾くか、を予想できるようになるわけです。

本日は、この推理力を鍛えるために、もう少し、いろいろな求核剤との反応を見てみましょう。
ポイントは、求核剤が変わっても、反応の本質は変わらないということです。

動画を御覧頂いたら、もう一度、教科書をしっかりと復習し、小テストへと進んで下さい。小テストAは、正解するまで繰り返し受験することを忘れないでください。

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