International Congress on Pure & Applied Chemistry (ICPAC) 2018

International Congress on Pure & Applied Chemistry (ICPAC) 2018 (March 7-10, 2018) SIEM REAP, Cambodiaに参加し、田嶋が招待講演を致しました。

【発表詳細】
Incorporating a TiOx Shell in Single-Walled Carbon Nanotube/Fullerodendron Coaxial Nanowires
Tomoyuki Tajima, Kiki Kurniawan, Yosuke Kubo, Hideaki Miyake, Wataru Kurashige, Yuichi Negishi, Yutaka Takaguch

【学会メモ】
1. 個人的には真嶋先生の2Dマテリアルの光触媒が一番面白かった。
黒リンはNMPで分散できるようで、0.3-1.5 eVの準位。Z-SchemeにしたときのSTHが1.05%。
2. ナノクラスター助触媒はエッジの塊の材料なので、活性が高そうだと感じた。研究室の材料と組み合わせるとどうなるだろうかと感じた。逆に活性が高すぎて逆反応もありそうなので、固体無機の方がやっているような金属酸化物の被覆による保護など少し改善があるのが課題か。
3. 運営していたマレーシアの学生はとても真面目だった。
4. 講演は最終日で、帰った人が多かったので、聞いてくださった人が少なくとても残念。

【旅メモ】
1. ホテル
ネット予約は要注意。知り合いの先生で、予約できておらずホテルを現地調達、支払いをしたのに支払っていないことになっている先生がおられた。領収書のメールや予約のメールを印刷して持っていくのが安全。
2. ホテル設備
電気系が弱いと感じた。午後、クーラーのフル稼働する時間に電気が落ち、その都度講演が止まった。エクスカーションは国際会議の楽しみの1つではあるが、やはり学会の進行がきちんと進むことが大切で、東南アジアでの学会参加を検討するときは、その国の電気事情も考慮しないといけないと感じた。
3. 交通
タクシーのトゥクトゥクはかなり便利。ホテル前に待機しているトゥクトゥクは安全だった。郊外でつかまえるときは注意が必要。乗る前の値段交渉とヘルメットをした運転手であるかがポイントかも。
4. ネット環境
Wifiを借りても遅い。ネット環境は良いとは言えない。今後の発展に期待。
5. 蚊
日本ほど攻撃的ではない。蚊は見かけるが、虫除けスプレーをしていれば刺されることはなかった。
6. 食べ物
日本人の口にはあうと思う。「味の面」では外れはない。
7. その他
今回の学会、同行した先生も含め、見事なまでにお腹を壊し、かつて経験したことのない腹痛と下痢に悩まされました。。。
近くに水などを買えるマーケットがなかった。そのためホテルや学会会場で調達してきたのミネラルウォーターをかなり飲んでいた。しかし、それが硬水で、最初の数日で胃腸が弱った→水道水の飲めない国では、ミネラルウォーターの水の種類に注意すべしということを学習した。
硬水で胃腸は弱ったが、弱っただけでたいしたことはなかった。ホテル前の通りは綺麗だが、ちょっと入った裏路裏にはゴミが沢山積んであり、ハエやゴキブリ、ネズミがいる。後で知ったが、現地では水をためてお皿とかを洗っているらしい。生フルーツジュースやシャーベットは注意。つくりおきは気温・湿度もそこそこある環境なので危険か。某先生のようにビールを飲むのが安全かも。
ネット情報をみると、ウエットテイッュを持参して、食べる前に食器を拭くのが良いらしい。

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