原子のことは周期律表に訊け

いよいよ、有機化学の勉強が始まります。教科書の準備はよろしいでしょうか?
新しい教科書って、良いですよね〜。高口は、もう、ジジイですが、新しい教科書を手に取ると、ワクワクします。教科書は、自分を、自分の知らない世界へ連れて行ってくれることを知っているからです。もしワクワクしない人がいたら残念です。そこで、教科書の中身に入る前に、

高口が、どういう気持で、みなさんに、「有機化学」の講義をしているのか?
みなさんは、なぜ、「有機化学」を学ぶのか?
を、すこしお話しておきたいと思います。

好きを拡げ、得意を伸ばす。勉強すれば、きっと好きになるし、得意になりますから、ぜひ、楽しく勉強していただきたいと思います。

それでは、いよいよ、教科書の7ページ、第一章の内容に入ります。次の講義ビデオを御覧ください。

これで、みなさんは、どんな原子のルイス構造だって、すぐに書けるようになったかと思います。ここまでくれば、いよいよ、結合や分子について考える下地が整いました。
原子の多くは、不安定で、イオン化したり、分子になったりして、存在していますよね。その原子が安定化するルールを知ればこっちのもので、分子の世界は、もう、目の前まで来たと言えます。次の講義ビデオを御覧ください。

「オクテット則」に基づいて、原子が安定になるように、イオンになったり分子になったりしていると分かれば、どんな原子の組み合わせだって、パズルを解くように考えれば良いだけです。

「オクテット則」を満たしていない分子もあります。来週の予習も兼ねて、例題1.3なんかを見ておいてくださると、おもわず、教科書の続きを読みたくなるのでは無いでしょうか?

いいんです。講義なんて放っておいて、どんどん先に進みましょう。ただ、小テストを受験することを忘れないでください。

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